◇◇ 211 Mono stereo Amp  ◇◇ 


 
 








 最新の211シングル・モノラル・アンフ゜

回路は、いつもと同じ。

ECC808(12AX7A) 6S4A 211 900VDC 60mA 測定中。

相変わらず、入力抵抗1本しか真空管周りにはありません。

1600VAC CT電圧をSicで両波整流、その後定電圧電源に。

無負荷状態でSWを入れても何処も壊れません、±5%電圧変動での最大波高値の対処が大変です。

NF型電源ならやりようがありますが、電源もNF型よりもノンNF型が私は好きです。NF型電源にするとノンNFアンプにならないからです。

初段、カソフォロ段、終段と三電源になっています。

カソードフォロアー直結ドライブはAB級アンプになりますがこのアンプは絶対になりません。プレート電流戻り側に定電流回路が入っているからです。バイアス電圧が異常を起こしても暴走しません。
過去の製作例で私が製作している回路が見当たらないので何と呼ぶか分かりませんが、カソフォロ・直結固定バイアス、セルフバイアスA級アンフ゜になっています。
セルフバイアス回路のふにゃついた音ではなく、きり とした安定感のある音になります。
これで超貴重なWE211も安全です。

最初に、−180VDCが211にかかりカソフォロ管の動作に合わせ所定のバイアス電圧がかかります。

WE211DやEも安心して使用出来るようにとの要望がありまして、このようになりました。

どんなにグリッド電流やプレート電流が流れようとしても定電流回路が入っているので、指定電流しか流れません。

私はA2動作が好きなんですが。
  エージング、各部の動作チェック

Ebbは1100VDCと高めに出るので、フィルター回路は大変です。

フィルター素子は1700V耐圧ですし、全て1200Vまでの耐圧を有しているので、無負荷でSWを入れても何処も壊れません。
 GE211 カソード・フォロアー直結A級増幅アンフ゜。  
  電圧増幅は、テレフンケンECC808のパラ接続です。

初めての経験ですが、電流負荷で増幅度が1:100で取れA級増幅のこのアンフ゜は0.5V入力でフルパワーになります。

ECC808おそるべし。
WEの211D最近はこんなにきれいなWE211を見たことがありません。  
  WE211は、ヒーターが冷えた状態からは設定の電流が流れるまで75秒かかり、メータはまだ0ミリアンペアです。
6S4のウオームアップタイムに合わせて211の電流が流れます
75秒かけて設定の50oAまで 電流が流れ止まりました。

カソードフォロアー管は6S4Aです、6S4Aが正規の動作をするまでー180VDCが211グリッドにかかります。
211は徐々に電流がながれます。


それにしても6S4Aはドライバー管としても、カソフォロで使用してもとても良い結果を残してくれるミニチュア真空管です。
価格からもミニチュア単三極管の最高峰です。
 
  今後、このアンフ゜を超えるアンフ゜が作れるのだろうか????

唯一の可能性は1年前から作り始め、まだ三分の一しか出来ていないSTCの4212Eだけかもしれません。

自分の為のアンフ゜は、今後ちまちました物や片手で持てる様な小型OPTでは作る気にはなれなくなりました。


他を寄せ付けない、圧倒的な物になりました。
 



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