◇◇ VT-25/A 10 10Y Single Stereo Amplifier ◇◇ |
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VT-25 Single Stereo Amp
このアンプは、今私たちが製作しているアンプの中で一番私たちの製作意図が反映されていると思っています。
音が良い悪いとか、どこそこのコンデンサが音がいいとか、真空管を差し替えて音が良くなったとか、そっち方面が気になる方は、ここから先は読んでも無駄です。そっちのホームページを探して読み漁ってください。
まずは、この真空管があまり好かれていない、いい音がしない(高域より)などなど多少だめ烙印を押されています。その証拠に古典直熱三極管の中で断トツの安さです。
WE直熱電力増幅管の中でも際立ったトップクラスの安さです。(もっと安いWE101D があるのですがね・・・・・・・)
シングルアンプでの話です、プッシュプルは難しすぎて、解らない。
@出力が少ない、あの図体で1.25Wしか出ない。
A内部抵抗が高い、よって出力トランスが無い(まともな物)有ったとしても貧乏人には買えない、選択肢が無し高いと思っている。
Bヒーター電力が意外にデカイ、300Bが6W VT-25が9.375W 使用電圧も高い、よって出力の割に電源が大きくなり金がかかる。
まあ〜〜上記3点が嫌われ理由ベスト3と、思いますが??? |
そこで、三つの欠点を簡単に取り除けるなら問題は無いと思い、真空管からもう一度見直して見る事にしました。
昔々、私の大先生が真空管はなー 理想値だとヒーター電力分出力が出るんだよと、教えてくれました。
300Bはだいたい有ってます、その他の真空管もだいたい有っていて、まんざら嘘でもないような気が・・・・・
そこでVT- 25を見ると9W出ても良いのではない、多少目的違いの真空管なので70%位出れば300Bと同じ、じ、じ、ゃ〜です。
そこで、この真空管の兄弟、双子の真空管VT-62を含めいろいろ規格を探っていきました。だれかVT番号のメーカーのチャンとした規格教えてくれーーーーー。6W位の出力が出せる潜在能力ある真空管か?
ヒーターに付いて、他の真空管と同等のヒーター材質と考えるとかなり強力、A級動作標準電流18mAはいささか少なすぎる、オーディオ増幅真空管アンプとして使用するのにもうちょっと電流を多く流しても問題ないのでは・・・・??
http://www.mif.pg.gda.pl/homepages/frank/sheets
/049/8/801A.pdf
http://www.mif.pg.gda.pl/homepages/frank/sheets
/127/1/10.pdf
発見 CLASS A1 Amplifer&Moduretar |
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上記、URLに同等管の一部データを発見、両方の都合の良いところをいただいて、自分に都合の良い様に解釈していきます。
一様根拠はありますが・・・・・・
最大の根拠は、VT-62 はVT-25 を高電圧使用に改良しただけ、と言う本当か嘘か・・・・実しやかに言われていて実際内部放電しなければ500V電圧仕様のVT-62アンプにそのまま差し替えて使用していた人を私は知っています。5〜6年間、動作は確認してますが、その後は・・・・・・
取り敢えず、問題が出ない真空管も有るようです、電圧は425Vが500Vに成っただけだから問題が有るとは思えませんが、問題はプレート電流が30mA近く流れていることです。801Aのプレート損失は20Wと書いてあります。10Yは12Wに成っています。
プレート損失の重要な考え方の一つにプレート材質と大きさがあります、ニッケルプレートが殆どで25と62の材料を変えて製造していたとは思えません、たぶん共通に使用されていたと思います、真空管を比べても違いが解りません。また、良く共通部品で造られていたことは物の本で読んだことが有るような。
この事を考えるとVT-25の15W使用は有りかなと思います。 |
プレート損失15Wここで一番心配しなくては成らないことは温度です。
真空管自体は電気部品の中では驚異的に熱には強くできています、が ただ一点気を使わなくてはならない事があります、特にトリタンです、ヒーター温度が重要なんです。
酸化皮膜型は多少いい加減でも構いませんが、トリタンはこれが厄介。
私の場合、最近非接触型の温度計が安く買えるのでそれで各部の温度を見てみました、ヒーター電力は両方(VT-62,VT-25)共同じです、多分温度も同じでしょう。
問題は、プレート損失12Wの時と15Wの時の温度の差です。
プレート温度、グリッド温度、ヒーター温度とある範囲に入っていることが重要なんです。
真空管事故で耳にしたことが有ると思いますが、熱バランスが極端に狂うと熱暴走と言い真空管が暴走します。これでは使用できません。 そのうち 続く・・・・・・
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再開
VT-25は標準出力で1.25Wだと記憶しています。内部抵抗が高く、プラス領域が沢山ある真空管はここの領域を利用すると俄然出力が出てきます。
しかし、ここを利用するのには、色々面倒な事に成ります(私は面倒ではありませんが)私が知っている事で、書いてみます。
よく使用される方法では、出力管と、トランスで接続するか、カソードフォロアー回路を追加して接続するかです。
トランスにすると、とても簡単です。・・・・・・が
私は、今のところトランスは考えていません 理由は沢山あります。すこしあげてみます。
まともなトランスが入手出来ない、ろくでもない物しか無い、そもそもオーディオアンプでは必要無かった。
基本はステップ・ダウントランスに成りますがゲインが四分の一から十分の一に成り電圧増幅部がやたら面倒になる。
上記二点は致命的、物理的にもトランス・ドライブが出来ない、トランスが無い、トランス屋なんだから作れってか・・・・・・・難しすぎて今のところ無理。・・・・・つづく!! |
またまた、再開 いささか面倒に成りました。解る人が解ればいいから結論を言いますと・・・
要するに、コンピューターで言う処のオーバークロックに良く似ていて,造り方も含め真空管はやたらと強いという事です。
一言チョー有名な300Bにつて、プレート損失36Wで出力6Wは何とも情けない(実際は殆どがプレート損失22W前後)真空管なのでしょう。内部抵抗が低く増幅度が小さくプラス領域の少ないこう言う真空管はA2動作に向きません。お前の処の300BアンプA2じゃないのそうです、これには深い訳が有ります、理由はその内に・・・
後はオーバークロックの出来る回路を追加すれば良い事になります。
どのくらいのオーバークロックが出来て、どのくらい出力アップが望めるかが味噌である。
それとオーバークロック向きの真空管を見つける事です。No1はWE101Dだと思いますが。 |
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オーバークロックと言うと聞こえが悪いが、101Dだと規格は10万時間を想定して と 聞いた事がありこれは電気つけっ放し10年使用です。
我々はこんなに長持しなくても良く真空管の標準位持てば良いとすれば、オーバークロックはむしろ標準かもしれません。
ここからは、少しOPTに付いて10k以上のトランスは二次8Ωとすると比率が35:1に成ります。出力10Wのアンプは一次側に交流電圧が320VAC必要になります。損失を考えるとそれ以上になります。
これは・・・・・・・・・・・???????? |
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