◇◇ 中国製 WR-50 ◇◇ 

 
 











気になる事!!WR -50がグリッド電流の流れやすい真空管なのか???

Vol.6真空管アンプ  50が売れないわけです。

WR-50(プスバン50)のグリッド電流を測ってみました。
今、中華が作っている真空管なので、グリッド電流が流れやすい真空管とは基本考えられないからです。

グリッド電流が流れやすい直熱三極管ならば他の真空管も同じと考えなければならないからです。

WR-50だけがグリッド電流が流れやすいのなら、その様な真空管を作る方が難しいと思うのです、WR-50の規格にもこの事は書いてありません。

サンプルが少なすぎて私の所有している真空管に限ると言う事で測定・・・・

数日間ですが、どうやら問題なさそうです通常のCR結合で何の問題も起こさないと思います。
この結論は、本当は5000時間程度使用したのちの結果でなければなりませんが。
208日間電気入れっぱなしで、測定し続けるのは私には今は現実的ではありませんので現状だけですが。

結果は直熱三極管の常識程度。

私は、問題なくCR結合で使います。
後は自己責任で。

WR-50につて少し・・・
この真空管は古典50とはだいぶ違うようです、音も含めて???・・・
まだ、アンプにしてないのでいい加減は禁物ですが。
最大の違いはヒーターです、元来の50の基本はオキサイドコーティングヒーター、酸化被膜型です。
真空管で音の違いの大きな要素がヒータで古典50とは全然違うヒータです。
私の場合は、WR-50に採用されているトリエーテッド・タングステン・フィラメントが大好きなので・・・
元来の50の中低域の図太さに高域の繊細さを足した音に成るのではと期待しています。
この事は旧型管でVT-52 と
842と言うVT-52をトリタン管にしたような真空管で聴き比べをよくした事があるからです。
しかし、改めて規格を見るとWR-50は842その物の様です。G抵抗WR-50とは実質は関係ありませんが842セルフバイアスの場合はG抵抗1MΩまで OK と書いてありますが。 


高出力、高音質真空管に 大化けする新出力管と思います、もちろん50アンプに差し替え可能です。
その時は、ドライバートランスは取っ払うと良いと思いますが。
 

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